地鎮の儀

こんにちは。KENSO　上田建装社の宮下です。

昨日17日（大安）は、中央の家の地鎮祭でした。

 

地鎮祭とは、その土地の氏神様に建て主の住まい後の安全、安心、繁栄や

工事中の安全をお祈りする儀式で、古来から日本にて行われています。

 

神社の神主様にお願いして神式で行う場合が多いですが、

私の経験の中では、菩提寺のご住職をお呼びしてを行ったオーナー様も、

牧師さんにキリスト教式で行っていただいたオーナー様もいらっしゃいました。

その場合は、地鎮祭というよりは「起工式」や「安全祈願祭」として行われました。

 

「地鎮祭」はやったほうがいいですか？と聞かれる事がありますが、

土地を購入した場合などは特に、これからその土地で新たな生活をするための第一歩と

して、可能であれば行っていただく事をお勧めします。

 

地鎮祭を行う場合、当社で設営を行います。

テントを張り、紅白幕で囲い、竹をたてしめ縄を廻します。

オーナー様には、お供え物をご用意いただくだけです。

 

実際の儀式は、基本的には神職の神主さまに行っていただきます。

修祓の儀

降神の儀

献餞の儀

祝詞奏上

切麻散米

地鎮の儀

玉串奉天

撤饌

昇神の儀

 

この祭事のなかで、地鎮の儀と玉串奉天のタイミングでオーナー様に参加していただきます。

 

【地鎮の儀】

①刈初の儀　鎌を使って盛り砂にたてた笹を刈り取る　

②穿初の儀（鍬入）　鍬を使って盛り砂に鍬を入れる

③穿初の儀（鋤入）　鋤を使って盛り砂に鋤を入れる

この②番の鍬入をオーナー様に行って頂きます。

（①と③は設計、施工側で行うことが多いです）

お子様がいらっしゃれば記念にご一緒に鍬入れをしていただきます。

【玉串奉天】

玉串にご祈念して祭壇にあげ、二礼二拍手一礼で拝礼します。

 

そこに住まわれるご家族の末永い繁栄と工事の安全を祈願します。

そしていよいよ、工事の着工です！