K様邸地盤改良工事「砕石パイル工法」

こんにちは。KENSO　上田建装社の宮下です。

12月に入り気温もだいぶ下がって冬らしくなりましたね。

先日地盤調査をしたK様邸ですが、地耐力不足にて地盤改良工事が必要となり改良工事を行いました。

上田市内は、比較的地盤の良いところではありますが、今回のような新しい分譲地などでは地盤改良工事が必要になる場合があります。これから永く建物を支えていく地盤なのでとても重要です。

現在、一般的に施工されている地盤改良工事というと

・表層改良工法

・柱状改良工法

・小口径鋼管杭工法

・砕石パイル工法

の4工法があります。

今回、採用したのは「砕石パイル工法」です。今年はT様邸改良工事でも採用しました。

砕石パイル工法は、小さく砕いた天然砕石を地面に石柱状に詰め込み地盤補強する方法です。

砕石パイル工法採用のメリットとしては、

・従来のセメント系固化材を使用する工法に比べ環境にやさしい。（六価クロムなど有害物質発生の心配がない）

・将来、建替えや解体の際に撤去が不要で費用がかからない。

・地震の揺れに強い

といった事があげられます。

他の従来から実績のある表層改良や、柱状改良、鋼管杭工法にくらべると比較的新しい工法ですが、地盤調査の結果によっては、砕石パイル工法の採用も多くなるかも知れませんね。

地盤改良工事も終わり、来週から基礎工事から着工です。

来年1月上棟、4月の竣工予定なので、また進捗をご報告したいと思います。