建築物石綿含有建材調査者講習

こんにちは。KENSO　上田建装社の宮下です。

昨日、6月2日、3日と建築物石綿含有建材調査者の講習を受講してきました。

ここ数年で、石綿（アスベスト）に対する対策の規制が強化されていて

来年（令和5年10月1日）から、この石綿含有調査者に登録された者が

事前調査を実施する事が義務付けになります。

また、今年の4月1日以降の着工する工事について、事前調査結果の報告が

施工者（元請事業者）の義務になっています。

事前調査結果の報告の対象となる工事が、

全ての建築物で、

80㎡以上の建物の解体工事

請負金額が税込み100万円以上の改修工事

特定の工作物で

請負金額が税込み100万円以上の解体、改修工事

という事で、弊社のリフォーム案件の多くが報告の対象となります。

外部の調査者に委託する事も可能ですが、余計な時間と調査コストがかかる事、

また、自社のスタッフが石綿に対する知識をもって、改修工事の前に

しっかりと事前調査を実施し、お客様にも安心していただき、

また、現場の作業員も安心して工事に入れるようにと

工務部長とリフォーム部部長と3名で受講してきました。

石綿含有建材の基礎知識から、調査の仕方、報告書の作成の仕方まで

びっしり2日間、座学で勉強してきました。

想像してたより、ハードで覚える事が多かった2日間。

2日目の最後は、テキストを見れない40問の考査でした。

なんとか合格ラインに行けたかと思いますが、結果は1か月後との事。

久しぶりに勉強して疲れましたが、アスベストに対する知らなかった知識が

習得できたので、今後に生かしていきたいと思います。