石綿作業主任者講習

こんにちは。KENSO　上田建装社の宮下です。

先日、10月19日、20日と二日間、石綿作業主任者技能講習を受講してきました。

近年は、建築物、工作物、船舶の解体工事、リフォーム、修繕などの改修工事に対する石綿対策の規制が強化されています。令和3年4月より、工事対象となる全ての部材について、石綿が含まれているかを事前に設計図書などの文章と目視で調査し（事前調査）、調査結果の記録を3年間保存する事が義務付けられています。

工事開始前の労働基準監督署への報告として

①解体部分の床面積が80㎡以上の建築物の解体工事

②請負金額が100万円以上の建築物の改修工事

③請負金額が100万円以上の反応槽、加熱炉、ボイラー、圧力容器、配管設備、焼却設備などの工作物の解体工事、改修工事

①～③が令和4年4月1日より施行されます。

また、令和5年10月からは、建築物の事前調査は、厚生労働大臣が定める講習を修了した者等に行わせる事が義務になります。

今回は、そんな情勢のなかで石綿作業主任者技能講習を受講したわけです。

関係法令、石綿による健康被害について、事前調査の実施方法、作業環境整備などの講義を2日間受講し、最後に考査テストがありました。

会社からは3名で受講しましたが、無事3名とも合格し修了証を発行していただきました。

次は、建築物石綿含有建材調査者講習を受講したいと思います。