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2020.11.19

「自遊の家」薪ストーブの火入れ

こんにちは。KENSO上田建装社の宮下です。

昨日、モデルハウス「自遊の家」の薪ストーブの火入れを行いました。

モデルハウスに設置したのは、スウェーデン製のContura(コンツーラ)C850。

コンパクトなタイプですが、サイドもガラスになっていて、炎がとてもきれいに見えます。

モデルハウスは高気密高断熱のスーパーウォール工法なので、アンダーハッチから外気取入れができるようになっています。

ストーブ設置業者、ヤマショーの山口社長と担当の大竹さんが操作説明をしてくれました。

     

このタイプは縦長のタイプなので、薪を立てて入れる事ができます。

薪を奥に3本横置き、手前に2本立てて、着火剤で火をつける方法を教えてもらいました。

扉を開けた状態で手を放すと、自動的にゆっくり閉じるセルフクロージングドアという機能もついています。

両サイドは曇りにくい大きなワイドビューガラス。正面だけでなく、横からも美しい炎の広がりを楽しめます。

 

お客様から煙突掃除のメンテナンスの頻度を聞かれる事がよくありますが、上手に燃焼させる事で煙突に煤が付きにくくなるので、掃除の回数を減らす事ができます。私の自宅の薪ストーブも9年目に入りましたが、まだ一度も煙突掃除はしていません。

上手に薪を燃焼させる方法としては、炉内に60%くらいの薪を入れ、焚き付けから一定の温度まで一気に燃焼させ水分を蒸発させてからダンパーを閉じ、ゆっくり燃焼させるの方法がいいようです。

最初に入れる薪の量が少ないと、煙突の温度計で200度(炉内温度で300度)まで上がらず、低い温度で長く焚く事になるので、水分が一気に抜けきらず、煙突にすすが溜まりやすくなるそうです。

また、結構誤解されているのが薪の種類です。

ナラ、クヌギなどの広葉樹以外は焚いてはいけないと誤解している方が多いですが、ほとんどのメーカーの薪ストーブでは関係なく、松や杉などの針葉樹も薪として使えるそうです。(注:米国製の一部のストーブは、構造上の問題で焚かないほうがいい物もあるそうです。

薪の樹種は関係ありませんが、薪の乾燥が足りず内部に水分が残った状態のまま焚くと、煙突内に煤が付きやすく、煙道火災の原因になる事もあるそうなので、定期的に煙突掃除が必要になります。

外からも土間の薪ストーブがきれいに見えます。

冬季期間中、ご希望の方は薪ストーブ体感ができます。

薪ストーブを体感しながら、ご家族でくつろいでいただける「ナイター見学会」も開催しますので、

ご希望の方はお気軽にご連絡ください。

お待ちしております。

 

 

 

 

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